私がニューヨークに住んでいた頃、コロンビア大学に通っていた頃から付き合っていた韓国人のボーイフレンドがいました。その彼とは学生時代から卒業して仕事を始めてからも含め、合計6年の付き合いでした。
最初の2年間はいろいろあって、ごちゃごちゃしていましたが、3年目から彼から結婚を前提にして付き合って欲しいと言われていました。

しかし、私には韓国人の彼との結婚がどうしても想像できなかったのです。とは言え、彼のことは大好きでしたし、ずっと一緒にいたいと思っていました。
3年目から一緒に暮らし始めました。マンハッタンの高層のマンションに住んでいました。
付き合い始めて4年目くらいの時に、私は韓国はソウルの彼の家を訪問しました。彼の両親に会うためです。
そうして、結婚に向かって進んでいるような感じでした。

しかし、私には何か、私の知らないところで何かが起こっているような感覚がありました。
彼が仕事から帰ってきたら、香水の匂いが付いていたのです。問い詰めましたがはぐらかされてしまいました。そして、無言電話がひっきりなしにかかってくるようになりました。私には心当たりがなかったので、彼が原因だな、と思いました。
私が夏の間、日本に一時帰国していた間、彼は浮気相手を部屋に連れ込んでいたのです。そして、その浮気相手に、私のシャネルのバッグや新しい靴や洋服を与えていたのです。
マンションのドアマンが教えてくれました。私が留守の間に東洋人の若い女性を連れて彼が帰ってきていたことを。浮気は完全に確かなものになりました。私は彼と別れることにしました。彼は泣いていましたが、自業自得だと思いました。

私が学んだことは、何か変だなと感じたら、第六感を信じることだということです。
私がどうしても結婚に踏み切れなかったのも、その第六感のせいでした。直感は当たるもので、浮気を疑うようになるよりも前から彼は浮気をしていたのです。結婚しなくてよかったと思いました。